感度の鈍い大人へのSOS
福島在住の友人にいただいた新聞記事。
震災・原発事故との因果関係は僕にはわからないし、軽々に論じる立場にもない。
ただ、高校生の不登校の増加が全国平均の10倍というのは突出しているのは間違いない。
いじめに関しては、4倍というのが統計の取り方や書き込むときの子どもたちの周囲の関係性や心情もあるので単純に急増とは言えないが看過できる数字ではないことは間違いない。
不登校もいじめも子どもたちが感度の鈍い大人に発しているSOSであろう。
もちろん、いじめという行為自体は許されない。
しかし、いじめをするに至るその子どもなりの10年とか15年に、その子どもを取り巻いてきた人間関係が大きく影響しているはず。
とくに親との関係、幼少期の保育士や幼稚園教諭との関係、学校での教員との関係、塾・習い事の指導者や監督などとの関係。
なぜ不登校に至ったのか、なぜ、いじめをするに至ったのか。
現象のその向こう側にあるものを理解する大人がそれぞれの子どもに一人でもいてくれることを願いたい。
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